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by kazuo_okawa
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2013年 08月 20日 ( 1 )

警察の無断GPS捜査

新聞報道によれば
警察が、捜査対象者に無断で
その車両にGPS端末機をつけて
約一年間その人物の位置情報を把握していたという。

プライバシー侵害もはなはだしい。

こういうことを言うと、
「悪い」ことをしているのだから仕方がない、という人がいる。

しかし、悪いことをしているかどうかは
最終的には裁判所が判断することであって
警察が一方的に判断してよいものではない。

加えて悪いことをした人物であったとしても
(正確にいえば、犯罪を犯したと疑うに足りる相当な理由があっても)
それだけで人権侵害にわたる捜査をしてはいけないのである。

それは、逮捕や盗聴に裁判所のチェックにかからしめていることから
わかるように、
法は、捜査が人権侵害にわたるとき
裁判所のチェックを必要としていると考えられるのである。

ところで今回の報道で一番怖いのは
今回たまたま捜査対象者がGPS端末機を見つけたから
このような捜査手法が発覚したのであるが
仮に端末機が見つからなければこういう捜査手法は
国民に全く知られなかったわけである。

ということは、他にも、国民に知られないところで
広範囲にこういう捜査をしているかもしれないということである。

それが怖い。

そして、冒頭に述べた通り、個人の位置情報を勝手に把握するのは
プライバシー侵害なのである。
しかし警察はプライバシー侵害(人権侵害)と意識していない。
そうであればその人権意識の希薄さが怖い。

あるいは人権侵害を意識しながら、こっそりやってばれなければいい、と
考えたのかもしれない。

実は、これが一番怖い。
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by kazuo_okawa | 2013-08-20 23:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)