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by kazuo_okawa

東西対抗戦!

面白いことを考えるものだ。

日本将棋連盟とサントリー食品インターナショナルが共同主催で、新しい準公式戦(非公式戦)「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2021」を創設するという。

東京本部所属棋士と関西本部所属棋士による5対5の団体戦。
出場棋士はファン投票によって各2人ずつ選び、予選突破者各3人ずつによって構成されるという。

古くからの観戦将棋ファンである。
しかも概ね関西所属棋士を応援してきた私としても大変面白い。

しかもファン投票で選ぶというのである。
西のファン投票選出者は文句なしに、人気・実力とも、豊島将之竜王と藤井聡太二冠だろう。
…と書きながらも、いやあ、純然たる人気投票なら、齋藤慎太郎八段か。
前夜祭、将棋まつり、将棋バー…齋藤八段の人気ぶりをどれだけ見てきたことか。

とまああれやこれやを考えると、それ自体も楽しみなのである。

名人戦、第5局、Abema評価値は「64%」と齋藤八段優位である。
明日このまま勝ち切ってほしい。

【追記】
東のファン投票は、これもレジェンド羽生善治九段とヒール渡辺明名人だろう。

【5月30日追記】
名人戦は渡辺三冠が防衛した。現状では、いわゆる4強と斎藤八段らそれを追うグループとの力の差があるということだろう。斎藤八段は謙虚な語り口「この経験を生かせるときがあれば、足りない部分がわかったので、いつか生かしたい」と述べていた。それにしても主催新聞社朝日・毎日が本日の一面に掲載しているのは当然としても,NHKニュースで報道していたのは将棋人気を反映しているからだろう。ファンとして嬉しいものである。

by kazuo_okawa | 2021-05-28 18:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)