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by kazuo_okawa

2017年の夏

この見出しはサンデー毎日最新号の青木理氏連載コラム「抵抗の拠点から」に見出しである。
この2017年夏は、同年2月木村真豊中市議の提訴を皮切りに、森友事件でメディアが燃え盛っていた時期であるが、なんとその同じ2017年に、東北新社の認可と違法事実の総務省相談という「総務省疑惑」が生じていた。
青木氏は何故その疑惑が生じたかと展開し、今、総務省が文書改ざん・破棄しないか、と結んでいる。

青木氏指摘の内容自体は、是非サンデー毎日をお読みいただきたい。

つくづく思うのは、あれだけ森友事件で、世間が批判していても、総務省は(そしておそらく菅官房長官親子も)何ら意に介していなかったのではないかということである。
考えようによってはここが恐ろしい。

通常なら、森友事件を見て、襟を正すのが、
「全体の奉仕者」たる公務員、政治家の、本来あるべき姿であろう。

しかし、総務省は(そしておそらく菅官房長官親子も)そうは考えなかった。
そこには、ばれなきゃいい、という「あるべき姿」とほど遠い「劣化」がある。

いつも言うが、森友事件で、しかるべきものに責任を取らせなかったことの代償は余りにも大きい。

2017年夏、「いつまで森友をやってんだ」と「森友潰し」に走った「御用ジャーナリスト」の責任は大きい。


by kazuo_okawa | 2021-03-23 21:05 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)