人気ブログランキング | 話題のタグを見る

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

京都コングレス始まる!

本日(2021年3月7日)から、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(通称京都コングレス)が京都国立国際会館で始まった。
コングレスは、犯罪防止・刑事司法分野の国連最大規模の会議で、国連により5年に1度開催されている。
本来なら昨年開催のところ新型コロナの影響で一年延期されていた。

今回は感染対策のため参加者の間はパネルで仕切られ、海外からの入国が認められたのは十数か国の代表団や国連の職員など約250人程度でありおよそ130か国以上はオンラインでの参加となったという。

京都コングレスが注目されたのは、カルロス・ゴーン被告人の逮捕・勾留に絡み「人質司法」など日本の刑事司法に対する批判が国際的に起きた、その後の国際会議であることだ。

そして「人質司法」打破や、弁護人立ち合い権を求める我が日弁連としてもこのコングレスを重視して、会員に参加を呼びかける告知もしていた。

もちろんこのコングレスによってどの程度の成果が出るのかは分からない。
私が常々「中世」と揶揄している、日本の刑事司法の打破につながるのかも今のところ不明であるが、何をおいても、このコングレスの意義を報道してほしいと願っている。

テレビでは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、日本で初めての大規模な国際会議との観点からは、報道されているが、内容が重要である。

会議冒頭に、上川陽子法務大臣は「法の支配」の貫徹を訴える挨拶をしたという。

上川大臣の言いたかったのは、推測であるが、(「悪法も法なり」ゴーン被告人は)「法律を守れ」(逃亡は許されない)ということだろう。

しかし「法の支配」というならアベスガ政権こそ守れ!と突っ込みたくなるのであるが…。




by kazuo_okawa | 2021-03-07 12:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)