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by kazuo_okawa

国政私物化問題を話す

久々に豊中の集会に参加し、私は<「モリかけ桜」国政私物化問題》でスピーチした。
内容は以下の通りである。
(若干、端折ってします)

①森友事件は、安倍氏と維新が組んで教育勅語主体の小学校を作ろうとした。
しかし従来の設置基準では出来ない。
それを維新が設置要件を緩和し、敷地は豊中国有地を只同然で払い下げた事件。
②加計学園事件は、安倍氏のお友達加計理事長の悲願である獣医学部新設をその要件に合致していないにもかかわらず、新設を認めた。
③桜を見る会事件は招待客を恣意的に選び、税金を使って接待した。
しかも前日の前夜祭も廉価で高級ホテルで支援者を接待し、ホテル代との差額分は安倍氏が行ったのであるから実質「賄賂」といってよい。

このような国政の私物化は民主主義国ではありえない
国民主権であるかぎり国政は国民のためにあり、権力者は授権された範囲で行使できるのが原則だからである。

立憲主義も危ういこの日本は「中世」と考えた方が分かり易い。
世界的に日本が「中世」と批判されたのは2013年の国連拷問禁止委員会。
これは人質司法と弁護人立会権のない日本の刑事司法を指したものだが、森氏により明らかになった我が国のジェンダーギャップ指数121位。
バイデン氏の死刑廃止公約で主な先進国では日本のみ死刑が残るが、野蛮としか言いようがない。

問題は「中世」的思考は安倍さんだけでない。
正剛氏問題が明らかになった菅氏のみならず、自民党とその支持者の本質、いや日本の問題と言ってよい。

更なる問題は「蒼天をつけ」時代は「世界に追い越せ」だったが、今は「遅れている」などと思っていない。
そのこと自体が実は一番の問題である。

といった話をして時間切れ。
やはり対面式は楽しいですね。


by kazuo_okawa | 2021-02-19 20:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)