28日、安倍首相は辞任の意向を表明した。
持病の悪化が原因だという。
去り行く者、そして病人とあっては、悪く言わないのがこの国である。
しかし少し持ち上げすぎでないかと思う。
安倍政権の功罪として「功」と言われるアベノミクスは財界を潤しただけだろう。
外交は、ひたすら海外に出て行くも、成果はない。
雇用を改善したというが、非正規労働者を増やしたからであり、また厚労省の統計が正しいのかきちんと検証してほしいい。
「罪」はありすぎる。
何よりも憲法違反を繰り返した。
国民・国会を軽視し、
財界、アメリカ、「お友達」優遇の「人治主義」の限りを尽くした。
モリかけ桜をはじめとする政治の私物化
そして公文書の改ざん、隠蔽。
何よりも安倍首相自身が平然と嘘をついていることだ。
…。
この際、安倍首相とそれを支えてきた者は一掃し、新たな政権が、きちんと安倍政治を検証してほしい。
この国が本当に民主主義なら、民意に基づいた政権が、民意通りの仕事をしてきたか検証するのは当たり前の話である。