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by kazuo_okawa

印象に残った言葉

22日に豊中市立文化芸術センター中ホール(アクア文化ホール)で
高村薫氏(作家)と青木理氏(ジャーナリスト)を特別ゲストに森友集会を開く。

その高村薫氏の印象に残った言葉である。

- 自分の書いた言葉が届かない。
小泉政権に7割支持というころから、自分が少数派と気付いた。
私はそれまで平均的と考えていたのに…。
モリかけサクラはおかしい。
しかし半分は、「それがどうした」と思っている。
違う価値観の人がいるという前提で考えなければならない。

- 森友事件の籠池夫妻の立件補助金詐欺と国有地払い下げは別問題。
夫妻の特異なキャラもあるが、何とも真相が見えず気持ち悪い。
昭恵夫人を利用して、200万円で国有地を手に入れた…。
「首相夫人を利用して…」
本当にそうだったのか、気持ち悪い。

-黒川弘務検事長問題。
新聞読んで、目が点になった。
しかし、止める力がない。
これまでの首相は「超えてはならない一線」があった。
そういう常識があった。
またそう思っていた。
そういう原理原則があると思っていたが、もう変わりつつある。

- 警察庁に入ったことがある。
権力の大好きな人たちの集まりである。
権力を振るうが、自分の頭で考えない。
今、政権に重用されてことが気持ちいいのだろう。
彼らに「正義」を期待するのは無理だろう。

- 海上自衛隊の中東派遣について、日本の舵取りを出来る能力のない人が、その場しのぎで、アメリカの為にカッコだけつけている。
安倍首相は、運良く何とか持っているが、経済、外交、防衛、このままでは日本は持たない。
私は「考える国民」でありたい。

- メディアは今、2つに分かれている。
しかしどちらの言葉も届いていない。
着地する言葉を持っていない。
言葉が機能しないと、暮らせないはずなのに。
「まともに人の意見を聞かない」
「新聞読まない」…
言葉が浮遊している。

- 自分の頭で考える。
自分の言葉で考える。
それが私のつとめと思っている。
役に立たないかもしれないが、私は言葉を発していく。-

最後の言葉は、弁護士たる私においても言葉を発していくのは「つとめ」だろう。
強く共感する。
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by kazuo_okawa | 2020-02-23 22:50 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)