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by kazuo_okawa

納得できる説明を期待している

さてこう言ったのは誰れでしょうか?

女子や2浪以上男子に対して不当に低く点数をつける医学部の不正入試問題事件。
疑惑の聖マリアンナ医科大は合格者を除いた2次試験の受験生に受験料を返還する一方で、「点差はあるが意図的ではない」として不正は否定している。

ところがニュースによれば21日、萩生田文科相はこうした経緯を踏まえ、「まったく大学に非がなければ、受験料を返す判断にはならない。納得できる説明を期待している」と語ったという。

よく言うよ、としか言いようがない。

発言者は、誰あろう、あの萩生田氏だというのである。
無論、聖マリアンナ医科大の説明には誰しも納得しないであろう。

では萩生田氏自身はどうなのか。
萩生田氏こそ、加計学園事件のカギを握っている一人であるが、この加計疑惑は国民のほとんどはわかっていることだろう

獣医学部新設4要件を満たさないため、加計学園は過去何度申請しても開設は認められなかった。
ところが安倍首相がその最高責任者になるや突然認められる。

何故認められたのか。
「総理のご意向」であるとして官邸が文科省に圧力をかけた。
無論政権は頭から否定。
しかし「総理のご意向」文書も存在し、圧力をかけられた側の前川喜平氏は「公正たるべき行政が歪められた」と述べたのである。

このように客観的事実は明らかに、総理が、総理の「お友達」に優遇したとしか思えない。

ところが萩生田氏も安倍首相も関与は一切否定している。

「納得できる説明を期待している」
この言葉は、萩生田氏自身や安倍首相にこそ向けられるべきであろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-22 06:21 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)