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by kazuo_okawa

舞台設定の強運!

第13回朝日杯将棋オープン戦のベスト16が対局する本戦が17~20日に行われベスト4が出そろった。

準決勝と決勝は2月11日に東京・有楽町朝日ホールで行われるが、
準決勝で永瀬拓矢二冠は阿久津主税八段と対局、3連覇を狙う藤井聡太七段は千田翔太七段と対局する。

この棋戦は何といっても棋界の星藤井聡太七段が初登場・初優勝を飾ったことで知られる。

しかもその2年前は佐藤天彦名人(当時)、羽生善治竜王(当時)を撃破し、
決勝で広瀬章人八段を破って優勝した。
広瀬八段戦では「中合い」の妙手も放っている。

さらに昨年。
順位戦は全勝、王将戦も無傷の連勝中という絶好調の渡辺明棋王(当時)と決勝でまみえ,
完勝した。

そして今年も絵に書いたように、というかまるで劇画のように準決勝まで来た。

タイトルホルダー永瀬拓矢二冠との決勝戦となれば、これほどの舞台装置はないだろう。

それにしても、スターというものは、単に強いというだけではなくて、それを際立たせるための舞台装置が自ずからついてくるものなのかと改めて実感する。

過去、朝日3連覇はレジェンド羽生善治九段しかいない。
そういう記録も合わせて、最高の舞台なのである。

2月11日が今から待ち遠しい。

【追記】
朝日オープン棋戦初優勝の驚きについては、2018年2月17日付ブログでも発信しています。合わせてお読みください。

【2月11日追記】
結果は準決勝で藤井七段を破った千田七段が、決勝で永瀬拓矢二冠も破って初優勝した。
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by kazuo_okawa | 2020-01-21 10:07 | 将棋 | Trackback | Comments(0)