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by kazuo_okawa

繰り返す文書加工!

1月17日付朝日新聞によれば、
内閣府が国会に提出した「桜を見る会」の推薦者名簿の一部に、
「首相枠」などの推薦を取りまとめた推薦部局名を消す加工をしていた問題で、
<大西証史内閣審議官が国会で、同室が取りまとめた推薦者名簿は廃棄済みと答弁した>その翌日に、
<内閣府人事課長と課長級参事官の2人が「内閣官房内閣総務官室」の部局名が白く消した>
という。

しかも<政府のガイドラインでは、官房長が文書管理事務を統括する「総括文書管理者」だが、大塚氏は加工を把握していなかった>

もう無茶苦茶である。

総括文書管理者の知らないところで、公務員が政府答弁に合わせるように勝手に文書を加工するのである。

官僚機構上の上司にすら知らせず、政府答弁に合わせる。

公務員は、国民ではなく専ら安倍政権に合わせて、政府答弁を守るように、守るように動くのである。

思えば森友事件で、財務省の指示で「安倍昭恵案件」「安倍案件」と分かるものを隠蔽したのとその構造は全く同じである。

その大事件においてしかるべき者にしかるべき責任を取らせないためにこのようなことが繰り返される。

「中世的刑事司法」と批判される我が国は、政治も「中世的」との批判を余儀なくされるだろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-18 15:27 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)