1月7日付毎日新聞夕刊に「入札公告前に協議」という大きな見出しとともに、次のように報じている。
<安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、内閣府が2019年1月、飲食提供などの関連業務を巡り、入札公告前に委託業者と打ち合わせをし、開催スケジュールを伝えていたことが毎日新聞の取材で判明した。>という。
これでは、公正な入札を妨げる明らかに不公平な優遇である。
そしてこれは、モリかけと全く同じである。
森友学園では、小学校設置の認可が下りていない段階で、土地は只同然で売られ、建物建設も始まった。
加計学園も、獣医学部新設が認めらていない段階で、あたかも認められることを前提としたように、ボーリング調査(この段階ではまだ他人土地である)が始まった。
要するに「お友達優遇」で不公平な政治が行われてきたのである。
それもこれも、森友できちんと責任をとらせなかったからこそ、その後の「かけサクラ」を生んだといえる。
この調子では、安倍政権下では知られていないだけで、もっと不公平な「モリかけサクラ」があるのではないか、と誰しも思うだろう。
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