定期購読している法律専門誌『消費者法ニュース』最新号(121号)は、「ニセ科学-科学を装った消費者被害―(2)」と題して特集を組んでいる。
何故(2)かと言えば、191号にも特集を組んでおり、その第二段だからである。
第一段のとき、詐欺に騙されないよう告知の意味を込めて、私のブログでも紹介した。
その『消費者法ニュース』が再び「ニセ科学」を扱ったのいは、言うまでもなく、エセ科学詐欺がその後も、はびこっているからである。
おそらくそれは「科学を装った」ために見破りにくいのだろう。
121号にも「花粉を水に変えるマスク」「水道管の赤錆を黒錆に変える装置」など新しい商品も紹介され、また新たな最近のキーワードは「AI」「ビッグデータ」だとも出ている。
そもそも人は「金を儲けたい」「健康でありたい」などの欲を持ち、それを実現させるならばと関心をもってしまう。
をこに「科学」などのキーワードがあれば、ついつい信じてしまうということだろう。
しかし、原点に戻って「うまい話はない」と一歩どころか、二歩引いて、冷静に考えることが基本である。
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