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by kazuo_okawa

貫禄の4戦全勝!

最強リーグとも鬼リーグとも言われる王将リーグ戦。
超新星藤井聡太七段以外は全員A級というとんでもないリーグ戦である。
だからこそ藤井七段の戦いぶりに目を離せない。

加えて、数々の最年少記録を打ち立ててきた藤井七段が、屋敷伸之九段の持つ最年少タイトル挑戦、或いは最年少タイトル奪取の新記録を作るのかという点でも注目されてきた。

藤井七段のスタートは三浦九段を破る好スタート。
しかし2戦目の対局相手が、藤井七段からみて過去3戦全敗の豊島将之名人であり、本日その対局が行われた。

藤井七段も気合いを持って望んだだろう。
ともに居飛車党故、相懸かりか角換わりが予想されたが、何と戦型は相懸かり模様から藤井七段のひねり飛車。
これは研究してきたのに違いない。

終盤からどちらが勝つのか分からない好勝負となり、結局、171手の長手数で名人が勝利した。

見事である。
しかし、終局後のインタビューがマニアックすぎる。

両者に「構想は何だったか」と問うたのである。
いきなりの質問ですよ。

無論、名人は普通に臨んだと、普通の答え。
おそらく聞きたかったのは藤井七段のひねり飛車。
ならばそう素直に聞けばいいのに…。

藤井七段は、「46歩からの継続が…」とマニアックに答えた。

これでトップは2戦全勝の広瀬章人竜王。
藤井七段とは最終局に組まれているため、まだまだドラマの要素は残っている。

しかし、藤井七段はこれで対豊島戦は4戦全敗。

ガックシポーズが印象に残る。
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by kazuo_okawa | 2019-10-07 23:26 | 将棋 | Trackback | Comments(0)