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by kazuo_okawa

「ヤスクニ派」の人たち

本日(9月17日)付け朝日新聞朝刊を見ればその見出しに、世論調査で「内閣支持48%、不支持31% 改造人事は評価分かれる」と出ている。
わずか<1000人超え>で調査対象とするRDD方式である。
この世論調査の問題点はこれまでもブログに書いてきた。

ところで9月14日付「赤旗」によれば、
11日に発足した第4次安倍再改造内閣のうち安倍晋三首相ら自民党籍の閣僚計19人中18人が「靖国」派改憲・右翼団体と一体の議員連盟に加盟していることが、「赤旗」の調査で明らかになったという。

ここで言う「靖国」派改憲・右翼団体とは、
「日本会議国会議員懇談会」と「神道政治連盟(神政連)国会議員懇談会」であり、これはそれぞれ、改憲・右翼団体の「日本会議」、「神道政治連盟」と一心同体である。

「赤旗」は次の通り、簡潔に、説明している。
<両団体とも、日本の過去の侵略戦争と植民地支配を「自存自衛」「アジア解放」の“正義の戦争”として肯定・美化する靖国神社と同じ立場から、「憲法改正」、天皇や首相の靖国神社公式参拝、「愛国心教育」の強化を主張するなど、戦前の日本への回帰を志向。一方で、「ジェンダーフリー」や夫婦別姓には反対している。>

唯一、未加盟の小泉進次郎環境相も、2009年の衆院議員当選後、毎年、終戦記念日の8月15日には靖国神社(東京・九段北)を参拝しているという。

靖国神社が戦前果たしてきた役割を考えると、
ヤスクニは戦争神社そのものであり、海外ではWarShrineと呼ばれている。

「ヤスクニ」は死者を弔う施設ではない。
「天皇のために」死んだものを「英霊」と称えて顕彰する神社である。

だからこそ、戦争を推進する神社と呼ばれる。

こんな人たちが閣僚なのである。

世論調査に、内閣支持と答えた人たちはその実態を分かっているのだろうか!
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by kazuo_okawa | 2019-09-17 11:58 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)