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by kazuo_okawa
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瀧本哲史氏、逝く!

京都大学客員准教授瀧本哲史氏の死去には驚いた。

京都大学広報部が8月16日、取材に対して明らかにしたという。
47歳という働き盛りの年齢であるから重ねて驚く。

瀧本氏は、東京大学法学部出身。
マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、独立後は起業支援家としても活動し、京都大学客員准教授として京大で教鞭をとり、その人気の講義を元にした著作「僕は君たちに武器を配りたい」(2011年発行)はヒットした。

私自身は瀧本氏はそれまで知らなかったが、この名著「僕は君たちに武器を配りたい」によって知るところとなった。

丁度、2011年は私自身が、それまでの龍谷大学の他、大阪府立大学でも講義を担当することになり「学生に受ける講義」というものに非常に関心を持っていたからである。

この著「僕は君たちに武器を配りたい」は、題名の素晴らしさも含め、学生に受ける<わかりやすさ>と、ある種の大胆な提案が「勉強」になる。

帯文句は「本書は、これから社会に役立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非常で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである」
これも見事であろう。
ある種の瀧本氏の才能には心から関心したものである。

もっとも内容は、投資家らしく、大雑把に言えば<経済的に生き抜く知恵>である。

我が弁護士業界のことも取り上げられ、<稼げる弁護士と、稼げない弁護士を分けるもの>というくだりもある。
それはそれで、そこに書いていることはそんなに間違いではない。
しかし私にはこういう「二分法」自体がどうなのか、と思ってしまうのである。

とはいえ、いや、しかしながら、そういう意味でも刺激的な著であり、ある意味で「時代」の空気を読んだ才能を感じるのである。
亡くなられたことは非常に残念でならない。
合掌。
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by kazuo_okawa | 2019-08-17 17:17 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)