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by kazuo_okawa

圧巻の差し回し!

大阪王将戦のまだ一次予選だというのに独占生中継である。

「将棋プレミアム」が中村太地七段解説のもと藤井聡太七段対千田翔太七段の対局を放映した。
しかしそれだけの値打ちがある。

初手に飛車先を突くことの多い藤井七段が、何と本局は先手番で76歩とし、84歩に48銀と矢倉を選択するのであるからこれ自体が実に興味深い。

つまり藤井七段が先手矢倉を取るのは初めての戦型選択なのである。
そして「脇システム」へと持っていく。

しかし圧巻は何といっても終盤である。

千田七段の、72手目86飛という飛車をぶった切るという強烈な攻めに驚くのだが、これに冷静に対処し、自陣に79飛を打たれても、そこから攻めに転ずるのである。

素人目には大変怖い場面で、だからこそ見ていて大変面白いのだが、藤井七段は自玉には詰みが無いことを読み切っているのである。

そして79飛は無視して、31飛と打った場面。

現に感想戦で、藤井七段は「ここで一手勝ちになったかなと思った」と述べているが、無論これは藤井七段ならではの謙虚な言い回しであり、実際はここで読み切っているのである。

この読み切りは、中村七段の見事な解説ぶりでその凄さが浮き彫りにされる。

いやあ、見事としか言いようがない。
そして見ていて本当に面白い!
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by kazuo_okawa | 2019-06-22 16:50 | 将棋 | Trackback | Comments(0)