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by kazuo_okawa

負けを潔く認める!

こんなにも悲しい国はないだろう。
何故なら「安倍首相」「嘘」というキーワードでネット検索してみれば、出てくるは、出てくるは…。
首相が嘘つきという事例が山ほど出てくるのである。
本当に嘘だらけである。

例えば、国民の7割が、安倍首相はきちんと説明していないと思っているモリかけ疑惑である。

まず森友事件。
嘘はいくつもあるが一番有名なのは次の下りだろう。
安倍首相は、「私や妻が関係していたら、私は国会議員も総理大臣も辞めます」と大見え切った発言である。
しかるにその後森友学園との「関係」がばれるや、あの発言は「収賄していたら」という意味での「関係」だと開き直ったのである。
当初発言が「私が(収賄)犯罪者ならば」という意味での「関係」でないことは、質問の流れからしても余りにも明らかである。結局安倍首相は嘘をついたのである。

次に加計事件。
嘘はいくつもあるが一番有名なのは次の下りだろう。
「私が加計学園の申請を知ったのは1月20日のことであります」
無論嘘である。
それまでの国会答弁や後に公開された愛媛文書などから嘘と分かるのである。
そもそも刎頸の友である加計氏の野望を安倍首相が知らないはずはない。
しかもいったんは国会答弁で(もっと早い時期と)正直に答えていたのに、それだと大臣倫理規範に違反すると知ってから平然と嘘をついたのである。

さて何でこんなことを書いたのかといえば、「将棋世界・6月号」(最新号)で、石井浩郎自民党参議院議員が国会質問で、将棋の有益性を取り上げて道徳教育を訴えたという記事を読んだからだ。

将棋ファンとして、自民だろうが、共産だろうが、将棋のことを取り上げて頂くのは嬉しい。

しかし記事によれば、石井議員は将棋は負けた側が負けを宣言する例を見ない行儀作法とのべ(これはこれで正しい)「負けを潔く認めて、負けた相手に敬意を払う勇気を持つこと」の有益性を解くのである。

私は新たな道徳教育は憲法に照らして問題だと思っている。
それを、私の好きな「将棋」を引き合いにして道徳教育を進めようというのであるから、二重の意味で不快なのである。

そもそも、「負けを潔く認めて、負けた相手に敬意を払う勇気を持つこと」の言葉は安倍首相にこそ向ける言葉だろう。
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by kazuo_okawa | 2019-05-15 08:00 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)