小林節、護憲派宣言!
2019年 05月 10日
小林教授は長年、自民党の「指南役」も務められた「改憲派」の憲法学者であった。
とはいえ自民党の復古的改憲論者とは異なり、憲法は国民が権力者を縛るということを踏まえ、自由・人権は何よりも尊ぶということから、小林教授は「護憲的改憲論者」と自負されていた。
従って自民党の改憲派と異なり、安保法法制時には自民党の集団的自衛権を認める「解釈改憲」は違憲であると喝破された。
現在の憲法的価値は維持し、「専守防衛」に徹した自衛隊は容認するというのがおそらくは国民の多数の考えであろうし、それは小林教授の節でもあった。
さらにひと働きしてほしいものである。