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by kazuo_okawa

「攻めきれぬ野党」

本日、高校時代の友人たちと一献を傾けたのだが、そこで必ず出てくる話題は「安倍もひどいが、変わりうる野党がいない」という指摘である。

前段は正しいが、後段はメディアの影響としか思えない。

例えば、3月5日付日経新聞に「首相発言 攻めきれぬ野党」という記事が出ている。

野党側は、「悪夢」「森羅万象」「問題意識」をキーワードに安倍首相を追及したが、いずれも直接首相を連想させず、大きなダメージを与えられなかった、という。

しかし、「息を吐くように嘘をつく」と言われる首相を相手に、どうすれば「攻めきれた」というのだろう。
何を言っても、「認めない」人なのである。
例えば、いわゆる「問題意識」発言は、アベノミクスをよく見せることになったいわゆる「統計偽装問題」の端緒である。
つまり秘書官が指摘した。

枝野代表は、この秘書官の発言を首相の意向と発言し、安倍首相は「私の発言を理解しながら秘書官が問題意識を述べるのは当然だ」と答えたというのであるから、モリかけと同じ構造であることはむしろ明らかになったといえる。

これを「攻めきれなかった」と評価するのであれば、何をしても、攻めきれたことはないということになるだろう。

むしろこういう安倍首相の答弁の手法自体(繰り返し批判されているように、「質問をまともに答えない」。答弁に対して質問しているのに「同じ回答を繰り返す」などなど)を批判すべきである。

いつの時代にもみられてきた「与党も駄目だが、野党もだらしない」という両方批判する言い回し。

これは一見鋭く批判するように見えて、結局は「どっちもどっち」と与党を間接的に支持しているのである。
こういう論評はもういい加減に辞めてほしいと思うのである。
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by kazuo_okawa | 2019-03-09 23:13 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)