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by kazuo_okawa

日本政治の崩壊に如何に立ち向かうのか?

3月1日に白井聡京都精華大学教授の講演が行わなわれた。

久々に会場は満員であり、講演のタイトル通り、誰しも「日本政治の崩壊」を実感しつつ、しかしどうしていいのか分からないことから白井氏の講演に期待したのだろう。

しかし、白井氏は冒頭、「表題は日本政治の崩壊に如何に立ち向かうのか?であるが、最初に言っておきますが、立ち向かう方法はありません」と断ずる。

白井氏は「2012年に『永続敗戦論』を発行した時に「最低、最悪の政権が出来て、最低、最悪の政治になる」と書いた。」
「正直あきれている。安倍はカスであることは明らか。官僚の用意した原稿以外だと安倍は『国家である』などとまともなことは言えない」
「驚きは、こんなにも長く続いていることだ。誰のせいか、国民のせいである」
「自民党でも安倍を素晴らしいと思っているものはひとりもいない」
「しかし安倍を批判していても仕方がない。国民の水準を反映しているからである」と冒頭から、白井節で全開である。

かくて『永続敗戦論』での白井節、および近著『国体論~菊と星条旗』で記された考え方の要点を述べる。

4島返還論の誤りを指摘しながら、現在の日本は、戦前の『菊』に変わる『星条旗』が「今の国体」であり、「対米従属」は行きつくところまで行きついた。
しかも「国民」は「自由」と思っているから考えることをしない。
つまり「奴隷根性」と「反知性」

そしてその奴隷根性は(鎖につながれたことを素晴らしいと思う)「完成された奴隷根性」だという。

このような状況下でどうしようもないが、戦前の日本を後世の私たちが「バカではないか」と思うように、今の我々も後世の人たちはきっと我々の時代を評して「バカじゃないか」とみるだろう。
そんな中では、後世に、恥ずべきでない生き方をするしかない。―
こう言い切られると、その通りです、というしかない…。

質疑が秀逸であったが、まあ、背景を知らないと、まあ意味は分からないだろう。

どうしようもないが、無論、どうしようもない、と言っているだけではどうしようもない。
出来る範囲で「後世に恥ずべきでない生き方をするしかないのだろう」
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by kazuo_okawa | 2019-03-04 23:16 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)