挑戦者、豊島二冠!
2019年 03月 02日
奨励会時代からのライバルが、
新人王戦でも決勝で戦った両者が
ついに最高の舞台で相まみえる。
そう思うとさらに感慨深い。
一差で追いかける羽生九段は、因縁の広瀬竜王に勝利し、豊島二冠が敗北すればプレイオフであった。
そんな追いかけられる中での見事な勝利である。
その後、36,74,24と歩を連続して突く。
「この意味が分からない」
「久保九段が指しやすい」(斉藤慎太郎王座の言葉)と言われる中、
なんと、28角と自陣に角を放つ!
藤森哲也五段の解説が素晴らしい。
「豊島二冠は、この自陣角の、この一手に挑戦権の夢を託しましたね」と。