人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

県民投票の法的拘束力

安倍首相は25日朝、沖縄の県民投票で辺野古埋め立てへの反対票が72・15%にのぼったことについて、「投票の結果を真摯に受け止め、これからも基地負担軽減に向けて全力で取り組んで参ります」と記者団に語ったという。

「真摯に」と言いながら、辺野古移設工事をその日強行した。
全く、口だけであることは既にいくつも批判されている。

それはともかく、各紙、県民投票に法的拘束力はない、という前提のところ、日刊ゲンダイ2月27日号の小林節慶応大名誉教授の論考が光る。

小林教授は、県民投票が「法的拘束力」がないと言われているが、それは間違いであり、むしろ憲法上の拘束力があるとする。

即ち、憲法95条は次のように規定する。
「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、 その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。」
無論、今回の辺野古移転は「法律」によるものではないが、それは形式論であり、この憲法95条の趣旨からすれば、国の都合で一自治体に過剰な負担を押し付けてはならない、ということであり、そう考えればこの95条に違反するというのである。

成程と感心する指摘である。

小林教授は3年前の参議院選挙の時に応援した。
保守派(改憲派)と言われていたが、話を聞くとよく考えられた、むしろリアルな学者であった。

憲法が保障する地方自治からすれば当然の解釈であろう。

安倍首相に対して、「拘束力がある」と強く指摘してほしいものだ。

そうはいっても、どこ吹く風、なんだろうな…。
.

トラックバックURL : https://okawakazuo.exblog.jp/tb/28038203
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kazuo_okawa | 2019-02-26 19:53 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)