人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
カレンダー

副業・兼業を促進しておきながら…

2018年 03月 21日のブログで安倍政権・厚生労働省が進める副業・兼業促進を批判した。
副業・兼業はそれまで一般的には消極的であったが、安倍政権・厚生労働省はその方針を180度変えて促進するというものであり、そもそも本業のほかに、副業・兼業せよというのであるから労働者の労働時短の流れに逆行することは明らかである。

しかも、兼業の場合に(それぞれが法定時間内でも合算すれば法定時間を超えるとき)残業割り増し手当はどちらの使用者が払うのかとか、通勤途上など労災の責任はどちらがとるのかなど法的な整備は不十分である。

要するにこれは安倍首相の「一億総活躍社会」という名の「一億聡国民働かせ政策」に迎合したとんでもない方針転換なのだが、そんな矢先、2019年01月10日付共同通信の記事が大変興味深いものであった。

それは、ガソリンスタンド運営会社など2社の契約社員として働いていた大阪府の男性が長時間労働でうつ病となり労災認定を受けたものの、その支給が1社の賃金に基づいた休業給付しかなかった。そこで、2社の賃金を合算しないのは違法だとして、国を相手取り支給決定処分の取り消しを求め大阪地裁に提訴していた、という記事である。

原告の訴えは普通の市民感覚としてよくわかる。

<これからは副業して二重に働け。しかし、労災になっても休業補償は1社分しか出さない…>
これで納得する国民がどれだけいるのだろうか。
安倍首相にきちんと説明してほしいものである。
.


トラックバックURL : https://okawakazuo.exblog.jp/tb/27920465
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kazuo_okawa | 2019-01-15 15:38 | 労働 | Trackback | Comments(0)