木村教授、藤井七段に聞く!
2019年 01月 04日
何故ならこれは熱心な将棋ファンにとって最近のテーマだからである。
<――詰将棋を解くときなどはどうです?
「詰将棋は読みだけなので、盤面を思い浮かべるという感じでは……」
――えっ? ……私のような素人だと、詰将棋を解くときこそ将棋盤を思い浮かべるというか……むしろ手元に盤駒を置いていないと解けないくらいなんですけど……。>
というやりとりで終わっているのである。
つまり消化不良なのである。
だから素晴らしい。
<指し将棋では形勢判断では盤面の重要性は上がる。>
<手を読むときには必ず言語思考は使う。>
<先手の勝率が高いのは人間同士の対局なので心理的な要因があるかもしれない。>
<選択の幅が広がったときに成果を感ずる。>
<小学生には「将棋は自由度の高いゲームなんだよ」と伝えたい>
<心に残っている棋士の言葉は「感想戦は敗者のためにある」>
…。
活字になっていない部分に、おそらく楽しい将棋談義が交わされたに違いない。
『月刊大阪弁護士会』(2016号6月号)「将棋と憲法―木村定跡この一手」(木村草太教授)において、私が木村草太教授にインタビューしています。いかに、木村教授が熱心な将棋ファンであるかわかって頂けるかと思います。
大阪弁護士会HPにアクセスして頂き、トップページの「読み物」をクリックして頂けると読めます。是非アクセスしてください。
他に私がインタビューしている記事は、2018年12月号久保利明王将。
2014年5月豊島将之七段(当時)。
併せてお読みください。