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by kazuo_okawa

若者未来サミットin青森

日弁連人権大会に来ている。その分科会。

「日本の社会保障の崩壊と再生~若者に未来を」に参加する。

非常に中身の濃いテーマであるが、
「スウェーデンと日本の若者と考える未来」と題する若者のディスカッションが興味深い。

印象に残る言葉。

(日本の若者)「普通の(社会人の)レールから外れることが恐怖」
「レールに従ってきた。結局レールから外れたことがない」
「転職は日本ではマイナスイメージ。転職出来ないから、良い就職のため。そしてそのための大学、また受験となる」
「画一的で息苦しいのは、失敗が許されないから。」
「あとから別の選択が許されず、初めの選択で決められる」
「小さいころから、『皆と同じであること』が求められてきた。ところが高三でいきなり自分で選べ、あとは自己責任、これはどうなのか」

(スウェーデンの若者)「自分は何を勉強したいのか、それを見つけるために高卒後働いた。こういうことはスウェーデンでは珍しくない」
「スウェーデンでは転職はむしろプラス。何故なら、いろんな経験を積んでいるし、視野も広がっている、メリットでないか」
若者たちの対比が際立つ。
しかし、日本人のこの「画一性」「同調圧力」「失敗を許さない」などは、間違いなく「大人」の責任であろう。

司会が聞く「ではスウェーデンでは若者は何をするのか、また何を大事にしているのか?」それに対する答えが痛快である。

―「個人、個人、色々である!」

市民活動、アーティスト活動、友達の交流など色々である。

日本の若者もこういう大きな会場に参加するものはある意味で頼もしい。

最後の言葉もいい。

「日本のこの価値観を変える。それには時間がかかるだろう。まずは先に述べられた若者の苦しみを知ってほしい。そしてまずは『やり直し』のきく社会に…」

無論、本来は、大人がしなければならない!
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by kazuo_okawa | 2018-10-04 18:55 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)