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by kazuo_okawa

論理無視の政治に憤り

8月16日毎日新聞夕刊に綾辻行人氏のインタビュー記事が出ている。

一面左に、綾辻氏の写真と「黙ってはいられない」の見出し。
その書き出しは「政治の話はお客さんと交わせない。思想や立場が違うと、もう来てくれない人が多いから」という理髪店のマスターの話から始まる。

そして二面。
全面を使っての綾辻氏の記事である。

「論理無視の政治に憤り」の見出しとともに、次にように始まる。
 <沈黙してきた。
 社会性や時代性とも距離をおいてきた。何より、政治のにおいは、作品にも発言にもにじませてこなかった。
 その希代のミステリー作家が、口を開いた。
 「僕のデビューは1987(昭和62)年なので、昭和の最末期です。つまり作家生活のほとんどが、平成という時代に重なります。社会や政治の問題については基本的に淡泊なスタンスを取ってきました。でも平成の終わりに至って、胸にあるのは危機感です。憤り、といってもいい」
 京都の、東山を望むホテルのバーで作家は言葉を選びつつ、語り出した。>

その内容は、京大の自由な学風が、綾辻行人を生み、その自由さが失われつつあること、安倍政権のひどさと、それが「論理無視」であることに対する憤り、などが窺える。

綾辻氏はこういう考えを持ちながらも、明確に政治的発言はしてこなかった作家である。
(無論、ブログその他で、行間は読み取れるのだが)

その彼がこういう発言をしてくれることは大変嬉しい。

我が国は「自由社会」のはずである。
思想や立場が違うとしても、互いに尊重し、互いに自由に発言できるのが「自由社会」のはずである。
それが失われつつあることへの危機感。

発言できる人は大いに発言してほしい。

綾辻氏のこの記事、是非、全文をお読みいただきたい。
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by kazuo_okawa | 2018-08-18 20:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)