またしてもご飯論法!
2018年 06月 28日
そうしたところ、27日の党首討論で、枝野幸男立憲民主党代表が「国会でまたウソをついたのか」とただしたことが報じられている。
枝野氏の質問に答え、安倍氏は「米側に安全管理、再発防止の徹底を強く申し入れ、米側は徹底的な点検のため訓練飛行を中止した」と自らの25日の答弁議事録を読み上げ、「最初に正確な申し入れの話をしている」と反論し、一方で「結果としてそうなった」とも述べたという。
つまり飛行中止の要請はしていないことも明らかにしており、よく聞けば「嘘」を認めている。
しかし「(別の)申入れをした」と強調するのであるから、またしても「ご飯論法」である。
情けない!
すなわち、安倍氏は、第2次安倍政権以降に発生した米軍機の事故など4件の事案を挙げ、飛行中止を申し入れたと強調し、枝野氏に「ちゃんと議事録をご覧になってから質問いただきたい」と述べたという。
無論、枝野氏は過去の事故を取り上げていない。
まさしく、質問のすり替え。
赤信号論法である。