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by kazuo_okawa

5・30党首討論「安倍対枝野」編

5月30日に行われた党首討論。
はっきりいって茶番である。

まずは立憲民主党党首枝野氏。
論客であるが19分しかない。

枝野氏はまず森友事件について追及する。
安倍首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員もやめる」と昨年2月に述べていたのが、近時急に「金品の授受はないので問題ない」と矮小化しているのは卑怯な行為だと指摘する。

これに対して安倍首相は、19分の限られた時間を引き延ばしするかのように「私も枝野さんも同じ25年前に当選した」とかなんとか関係ない前口上を延々と述べたうえ、お金の流れの話は昨年3月にしている、従って今回初めてではない、と強弁する。
これは誰が見たってまともに答えていない。

「金品授受があったらやめる」といったのではなく、「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員もやめる」といいていたのである。それが、もはや少なくとも妻の関係は明らかになったために、その発言を打ち消すかのように、「金品の授受はないので問題ない」と矮小化すろことを問題にしているのに、有名な「ご飯論法」で逃げている。

次いで、枝野氏の質問は<私人の総理夫人に公務員の谷氏がつき、その谷氏が財務局へ問い合わせしたこと>の問題を問いただしたとき、安倍首相は、<森友事件の本質はそこにはない。谷氏は「そういう制度をあてはめるべきではないか」と政策を求めた>とこれまた強弁する。

誰が見ても、論点外しである。

しどろもどろであり、まともに答えていない。
無論「丁寧に説明する」とは程遠い。

これが「一国の首相」とは!

あらゆる意味で情けな過ぎる。

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by kazuo_okawa | 2018-05-31 23:06 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)