「私が座長だが、決定は有識者」
2018年 05月 15日
「 加計学園の獣医学部新設に安倍晋三首相の関与はあったのか――。当時の首相秘書官が学園関係者と面会していたことが明らかになり、14日の衆参両院の予算委員会では首相への追及が強まった。だが、首相ら政府側の答弁は真相解明に後ろ向きな姿勢に終始。愛媛県が作成した文書との矛盾は残ったままだ。」という記事が報じられているのだが、その見出しが表題のとおりである。
またしても使い分け、である。
座長だが、決定権者ではない、と座長と実質的決定権者を使い分けている。
昨年の憲法記念日に公然と「憲法改正」を進めると言い放ったが、憲法尊重養護義務を負う首相としては決して述べてはいけないことである。
そうすると、それは「首相」ではなく、「自民党総裁」として述べたのだ、と強弁する。
総裁と首相を都合よく使い分けているわけだ。
安倍夫人が、秘書を特例の5人もつけてその給与は税金で支払われているが、当然、それは公人だからである。
では安倍夫人が森友学園の作ろうとした小学院の名誉校長になったのは私人であり、だから国会には私人は呼ばない、という。