羽生竜王、2勝目!
2018年 05月 09日
角替わりの最先端の将棋である。
超一流プロの解説を得て、その凄さが理解できるというものである。
A級順位戦最終一斉対局で、最後の最後に久保王将を破り、6人プレイオフを演出したA級九段である。
いうまでもなく超一流の実力者である。
その深浦九段の解説がこの対局の凄さを裏付ける。
さらには勝者羽生竜王の「玉頭の歩」に関する感想を述べたとき、これまた深浦九段が、これがどの場面を言っているのか難しいですね、と率直に述べる。
羽生竜王が名人位奪取に一歩近づいたことは間違いないだろう。
いや、そもそも、羽生竜王は現在タイトル通算99期であり、この名人戦を制すれば、100期目に当たる。
こういう節目に、名人戦という大舞台が用意されるところに羽生竜王の強運を感ずる。