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by kazuo_okawa

「ラプラスの悪魔」映画編

映画館で「ラプラスの悪魔」の予告編を見て、連れ合いから「どんなストーリーだったっけ?」と聞かれて、直ちに答えられない。

実は、メインの筋を忘れており、思い出そうとすると、脇の筋ばかり思い出す。

いや、実は、「脇」と言いながら、本当は重要な筋であり、しかも重要関係者のことゆえ、非常に印象に残るのである。
このように思い出しながら、連れ合いの「問い」も含めて、同じようなやり取りを以前にしたことを思い出す。

それは同じく東野作品「祈りの幕が降りるとき」である。
そのときも映画の前に…。

【以下ネタバレしています】

実は主役が、自分の母親に絡むあることの真相を探る、というのが行動の動機となっている。

無論これは、直接の事件とはストレートに結びつかないのであるが、そのこと自体がある種の不可思議さをもたらす。
という意味で、この2作品、不思議にも同じような感覚を覚えたのである。

そう言えば、東野作品には、全く別の2作品が連動しているかのような思いを持つ作品が少なからずある。

作品名をあげるのは省略するが、作品として全く別でありながら、ある種のパターンの共通性がある作品である。
おそらくある種のパターンから、全く違う作品を生み出すのが、東野の創作手法なのであろう。
そして、いずれも傑作であるところに東野の力量を垣間見る。

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by kazuo_okawa | 2018-05-04 08:53 | ミステリ | Trackback | Comments(0)