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by kazuo_okawa

「多様性 選べる制服」

3月25日付の朝日新聞朝刊に興味深い記事が出ていた。
表題はその見出しである。

記事は
「まもなく入学シーズン。真新しい制服が、苦痛になるケースがある。心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の生徒たちだ。多様な性のあり方への認識が広がる中、学生服メーカーも模索を始めた。」というリード文のもとに、メーカーが男女共用のデザインを模索しているという内容である。

記事のトーンは全体にこのメーカーに好意的である。

確かにトランスジェンダーに視点を当てたことも良いし、メーカーが男女共用を工夫をすることもそれ自体は悪いことではないだろう。
とはいえ、その男女共用デザインとして、掲載されている写真を見れば「男性」用に合わせたとしか思えないものであり、その発想自体がいかがなものかと思われる。

…というよりも、そもそもの問題がある。

すなわち「制服」自体がおかしい。

制服が無ければ自由に服装を選べるのである。

つまり制服自体が個性と多様性を奪っているだろう。

見出しの「多様性」と「制服」
この両者の言葉自体が到底相いれず、見出しを見たとたん違和感を覚えるのだが、見出しを付けた人はそうは思わなったのであろうか。

もっと斬新に「だから制服はやめよう」と提言してほしいものである…。

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by kazuo_okawa | 2018-03-26 23:00 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)