櫻井よしこの破綻!
2017年 12月 20日
週刊金曜日年内最終号が届く(1166号)。
櫻井よしこ氏に、改憲を主張するその理由を聞くインタビューをしている。
見事に破綻している!
櫻井よしこの論理がどうなっているのか、実は先週号(1165号)が「櫻井よしこ特集」であった。題して「櫻井よしこ様の頭の中」。
その特集でも改憲論拠として櫻井よしこは「権力を縛るという考えは私達にはなじみません」ととんでもないことを述べている。
そして、現行では、北朝鮮拉致被害者を救出出来ないから、改憲して拉致被害者を救出するというのである。
このくだりは、どうにも分からない。
分からないから、週刊金曜日は、先週号で「妄想に近い」との小見出しをつけている。
そんな中で、2週続けて櫻井よしこ様の登場なのである。
論理のわから無さが更に重複している。
読んでいるだけで、くらくらっと、する。
思想信条が全く違うが、ウルトラ右翼ならウルトラ右翼なりに、論拠をしっかりせよと言いたくなる!
とはいえ、週刊金曜日は、櫻井よしこにもこういうインタビューをして、読者に右派の論拠の破綻を分かりやすく示している。
見事である。
是非購入をお勧めしたい。
週刊金曜日は、現在、読者拡大キャンペーン中である。
安倍政権にすり寄るメディア、ジャーナリズムの多い中、週刊金曜日は数少ない良心的で権力にすり寄らない週刊誌である。
購読を心からお薦めする。
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