豊中国有地行政訴訟第4回口頭弁論報告
2017年 08月 17日
いわゆる森友学園に国が激安で払い下げたその売買契約書の開示を求めたところ一部黒塗りだったのでその不開示の取消を求めた訴訟である。
その第4回口頭弁論期日が8月17日に行われた。
これが双方ともに、8月10日に提出することになっていた。
そして8月10日、こちらは、「黒塗りに合理的期待は無い」ということの書面を提出したが、被告国は、そういう主張はせずに「開示したから訴えの利益が無い」という主張のみしてきたのである。
被告国第3準備書面、原告準備書面2である。
裁判所はその訴えの変更を認めたというわけである。
裁判長が、こちらに、補足することはありますか?と聞かれたため、私は次のように述べた。
「被告は、黒塗りの合法性を主張されるのだろうが、昨年9月時点、そして提訴後国会議員には開示した時点、そして今回、この三つの時点でどこがどう違うのか、わかるように主張してほしい」と述べた。
被告代理人は「検討する」と述べた。
次回、いよいよ被告国から具体的な主張が出てくる。
極めて注目である。
終了後、裁判所南側の河川横で報告集会を開きました。
多分次回も、法廷に入れなかった方のためにそのようにする予定です。
引き続きご支援をお願いします。