障害者選挙権訴訟第2回口頭弁論報告!
2017年 08月 09日
本日は、その訴訟の第2回口頭弁論期日である。
大阪地裁の大法廷の傍聴席には特別に、車椅子席を15席分用意してもらう。
そして車椅子者に対する介助者の同伴も認める。
そのために全員傍聴が出来た。
第2回口頭弁論の内容は、原告準備書面1陳述、被告第1準備書面陳述、乙号証提出、原告求釈明書陳述と型どおりに進む。
こちらの求釈明は本日提出であり急であるため、私が、簡単に説明する。
「被告は不正が生じていることから『改正』する立法事実があるだろう、という主張とそのための書証だろうが、今回提出されたものに中田さんと同様のケースはない。そこで中田さんと同様のケースで不正が生じたことがあるのか是非詳しく述べられたい」と釈明を求めた。
裁判所が進行につき聞く。
被告が先の当方の釈明について「検討する」と述べる。
当方も「反論と釈明について検討する。但し立法事実論は被告の釈明を待つため次々回となる」と説明した。
以上のやり取りが都合5分で終わる。
そこで詳しい報告と質疑を行った。
被告の主張は前述の通り、不正があるため、代筆は事務従事者に限ったというものであるが、その例として挙げられているのは全て施設での不正事件ばかりである。
中田さんの場合に不正など起こりようがない。
まさしく「過剰規制」としか言いようがないが、被告がどのような答弁をするのか楽しみである。
次回は、10月23日午前11時。
大阪地裁202号法廷(大法廷)です。
引き続き皆さんのご支援を期待します。
偶然ネットで記事を見てコメントさせていただきます。
私は中田さんとは小学生の時に同じクラスでした。
体に障害があることで差別をしたり、いじめたりしたことを
今では反省しております。
応援しておりますし、何かお手伝い出来ることがあれば
お手伝いしたいと思っております。
中田さんにも宜しくお伝えいただけるでしょうか。