定価で売らないのか!アマゾン?
2017年 07月 12日
この7月、「ホームズ!まだ謎はあるのか?」(一葉社)というシャーロック・ホームズの評論集を発行しました。
もともとホームズ評論集というミステリファン向けの著ではありますが、読みやすく書いており決してマニアックには書いていません(つもりです)。
にもかかわらず、どうやら業者に買い占められたようです。
知人のシャーロキアンから、「書店にない、注文しても2~3週間かかるらしい」と聞いて驚きました。
まあ、確かに発行部数は少ないんですが…。
それでもまだ絶版ではない。
アマゾンを検索すると、何と、もはや定価(1500円+税)では売られておらず、「新品」を定価の2~3倍で売っています。
う~ん、何なんですかね、これ!
いやあ、驚愕です。
絶版でないのにひどすぎませんか!
要するマニアは拙著を2~3倍の値段でも買ってくれる、と評価していくれるのは、それはそれで作者としては嬉しいのですが、しかし、こちらは全ての人に定価で買ってほしい…。
ある意味で業者は「強欲資本主義」!
しかし皆さん、まだ絶版ではありませんので、どうぞ、どうぞ書店で注文して下さいね。
大川様をはじめ、ミステリ研創部当時の皆様方の華々しいご活躍を見聞きするにつけ、まるで身内のことのようにうれしい限りです。
私はといえば貧しい給与生活に終わりを告げて16か月が過ぎ、さながら隠遁生活を送るホームズのように、とまでは行きませんが、せめて痴呆にならぬ程度に散歩や読書に励んでいます。
さて今般、大川先生が上梓された「ホームズ!まだ謎はあるのか?」を早速「定価」で購入申し込みました。Amazonでの販売価格はえげつないですね。まぁ、投機目的に買い占められるほど注目作ってことなんでしょう。ある意味、凄いっ!
最後になりましたが、森友学園を巡る安倍政権の行状には一市民として疑念と怒りが収まりません。今後の訴訟を通じた闘いを勝ち抜いて、この度の内閣改造で世間を胡麻化せると思っている権力側をぜひギャフンと言わせてください。応援しています。