誰が「売国奴」なのか!
2017年 05月 23日
5月21日弁護士会主催の集会を行い、その後、デモ行進(弁護士会ではパレードと呼んでいるが)をしました。
私自身は、4~5人くらいの方に「弁護士さん頑張って」などの声援を受けましたが、やはり出ました定番のヤジ!
一人だけ「売国奴!」と怒鳴った人がいました。
いつも思うのですが、こういう人たちは本当にわかっているのでしょうか!
誰が売国奴なのか?
古くから指摘されていることですが、開発援助は迂回して多国籍企業を潤すのですが、そのもとは私達の税金です。
湯水のように援助してきたのは自民党政権です。
外国資本の献金禁止を廃止したのも他何らぬ自民党政権です。
時価会計制度導入し、日本企業を赤字化させ、外国資本の買収を容易にさせたのも自民党政権です。一体、どこの国の為に政治をしているんでしょうか。
これでも足らないのか更に「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指す(つまりアメリカ資本が更に日本に進出しやすくする)」と述べているのが安倍首相です。
日本国内では、格差社会を推進し、労働者を苦しめながら、その一方で、アメリカトランプ政権が出来たときに、いち早く、アメリカの70万人雇用を実現する、と述べたのも安倍首相です。
一体何処の国の首相なんでしょうか。
普通、こういう人達を「売国奴」というのではないでしょうか?
もっとも、「売国奴」と怒鳴った人も、社会情勢をゆっくり考える機会が無いのだと想像します。
もっと、安倍政権の「売国奴」ぶりを報道してほしいものです。
無論、森友、加計学園にみる、近しい者への国有財産の便宜供与もとうてい許されてはなりません。
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