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by kazuo_okawa

羽生善治の一歩千金!

朝日新聞に4月から毎週月曜日に羽生三冠のコラムが連載されるという。
羽生にとっては初めての事らしく、将棋ファンとして大変楽しみである。

私は羽生三冠の著書は何冊も持っているが、その世界のトップの思考方法はどのような意味でも興味深い。

羽生はかつては相手の得意戦型を受けてたつことが多かった。
無論それは王者の闘いともいえるが、むしろ彼は目の前の勝利よりも、まるで真理を追究するかのような趣があった。
それは相手の得意戦型ゆえにより奥へ突き進むことが出来る。

今や棋界ではベテランとなった羽生は、若い時とは違って、意識してアクセルを踏む、小さなリスクを重ねると述べている。

そういえば最近の羽生の戦型は全く自由自在である。
もちろん棋界の絶対王者羽生はもともとオールラウンドプレイヤーではある。
しかし最近の羽生は、むしろ相手ともども未知の領域に意図して踏み込んでいるように、私には思える。

4月からは、名人戦や、電王戦も始まる。
羽生はこれらにも触れるのであろうか。

羽生の将棋ともども、連載エッセイは今から多いに楽しみである。

【3日追記】
本日から連載エッセイがはじまった。
本日のテーマは初回にふさわしく「初心」
確かに、いろいろなことを考えさせられる。

【2018年8月2日追記】
羽生氏のエッセイは3か月で終わり、その後時を経て、秋からは香川愛生女流棋士の連載エッセイも始まった。
それも3か月で終了したのだが、将棋ブームにあやかり、棋士が定期的に登場してもらえれば嬉しい。

【2020年8月28日追記】
藤井聡太ブームもあるだろう。朝日には師匠杉本八段や姉弟子室田伊緒女流の連載エッセイが続いている。日経木曜日夕刊は谷川九段である。
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by kazuo_okawa | 2017-03-29 18:51 | 将棋 | Trackback | Comments(0)