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by kazuo_okawa
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男女トリック!

京大ミステリ研ではもう少し下品な呼び方をしていたが…。
要するに、叙述トリックの一ジャンルで、読者に「女性と思わせていたが実は男性」
或いはその逆のパターンが真相というトリックである。

女性ならではの「らしい」行動、
或いは男性ならではの「らしい」行動、
或いはそのように思わせる叙述…。
それがある種の盲点になり、絶対にありえない、という不可能事象が生ずる。

一見、不可思議である。
しかし、真相は「男女」を錯覚させた叙述トリックだったというわけである。

何故こういう話題を取り上げたたかというと、先日、弁護士の集まりで、「○○弁護士は男性ですよ」と知らされて驚いたからだ。
え、ええっ、!!

いや、本当に驚いたのです。
その弁護士は、外見上も、ブログなどを見ても「女性弁護士」である。
真相を聞かされて、う~ん、とうなってしまった。

男女トリックは、今日の観点からすれば、批判されるべきかもしれない。

なぜなら、男性は「男性らしく」、女性は「女性らしく」行動する、という前提があるからである。
それゆえの叙述トリックだが、LGBTが普通に社会に受容されていけば、男女トリックはそれほど意外性のあるトリックにならないのかもしれない。

私の好きな叙述トリックなんですけれどもねえ…。

いやあ、いろいろと考えさせられました。
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by kazuo_okawa | 2016-09-25 18:44 | ミステリ | Trackback | Comments(0)