藤井聡太三段、単独トップ!
2016年 08月 18日
8月17日の対局を終えて、13歳の超天才藤井聡太三段はさらに勝星を伸ばし、12勝4敗と単独トップである。
5敗が3人いるが、9月3日の最終局二局で、プロになりそうな勢いである。
これまで中学生プロ棋士は4人しかいない。
加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明の4人である。
この顔ぶれを見ただけでいかに凄いことかわかる。
もしも藤井三段がプロになれば、この4人をも抜く史上最年少であることも相まって、大いに沸くだろう。
しかも、今後の将棋界は佐藤天彦名人を中心に、20代後半が引っ張っていくと考えると、その世代よりも藤井三段は約15歳年下であり、世代的にも天彦世代を脅かす年齢である。
超トップスターたるものは決して躓かないものである。
いや不思議なことに、むしろ「注目されるところで勝つ」といってもよい。
将棋界の新たなスターが誕生するか、9月3日が、大いに楽しみである。
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