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by kazuo_okawa

世論調査に騙されてはいけない!

一体全体、共同通信は何が言いたいのだろう。

共同通信社が3月26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、民主党と維新の党の合流新党「民進党」について「期待しない」との回答が67・8%に上ったと大きく報じている。

そもそも電話世論調査の手法自体が、国民の意識を正しく反映していない、という問題点については私は何度も指摘してきた。
今回も同様である。
固定電話でその調査に回答する層が、日本の世論を反映しないことは改めて言うまでもないだろう。

しかも、そもそも「支持政党無し」は今や半数いると言われている。
とすれば、どの政党を対象に世論調査しても、もともとの、「支持政党無し」層に加えて、「その政党には反対」というのが何割かいるのだから、普通に考えて、どの政党でも、5~7割は「期待しない」という回答が出るのである。

とすれば、「期待しない」との回答が67・8%というのは何も不思議でも何でもない。
つまり何処でもあり得る普通の数字である。
(もっと、分かりやすく言えば、民進党に期待しない、というよりも、何処の政党であれ、期待しないという層が圧倒的に多いのである。)

むしろ逆に、このような中での、「期待する」という、この数字は画期的である、と読み込むべきである。

つまり、この世論調査によっても、新しくできた民進党の支持率が、わずか8・0%であるという。
なのに、何と、民進党に「期待する」は26・1%になっているのである。

もう一度言いますが、この世論調査によっても、新しくできた民進党の支持率が、わずか8・0%であるというのに、民進党に「期待する」は26・1%になっているのである。

これは普通に考えて「凄い」と報ずるのが普通でしょう。

要するに、自公迎合政権が余りにもひどいために、民進党の支持者ではないけれども、ここはひとつ民進党に期待するというのが多いのである。

これを正しく読み取らなければならない。
どうぞ皆さん、この世論調査の正しい読み方を広げて下さい。




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by kazuo_okawa | 2016-03-29 23:59 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)