豊中市に抗議する~表現の自由とは何か!?
2016年 03月 19日
聞けば、自民党市議の質問を受けて、豊中市は言論を封殺しようとしているという。
内容は以下の通りである。
3月16日の豊中市議会総務常任委員会で、驚くべき質疑があったという。
「すてっぷ」の登録団体(市民グループ)が自分たちの活動をアピールするコーナーに、あるグループが安倍政権批判の掲示物を掲示していたことに対し、自民党の喜多正顕議員が「撤去させろ!」と噛みついたらしい。
これに対して市当局(男女共同参画推進担当主幹)は、なんとなんと、「分かりまし
た。撤去させます」と応じたという!
喜多議員に屈した豊中市は極めて問題は多い。
無論、根本的には喜多議員がひどい。
憲法で保障された「表現の自由」とは何であるかということが全く分かっていない。
表現の自由とは、一言で言えば、自分と考えの違う「異論」の表現を許すことである。
ましてや公共施設がそんなことをしてはならない。
公共的施設であればあるほど「表現の自由」は守られなければならない。
それにしても自民党はひどすぎる。
暴力や差別を煽動するいわゆるヘイトスピーチは、人種差別撤廃条約でも許されず、世界的に、ヘイトスピーチ規制が行われている。
しかし日本にはヘイトスピーチ規制はない。
政府は、日本における余りにもひどいヘイトスピーチを「表現の自由」として守っているのである。
無論、ヘイトスピーチは、憲法で守られる「表現」ではない。
守るべき「表現」を守らず、規制すべきヘイトスピーチを「表現の自由」の名の下に守る。
全くお門違いのひどさである。
「表現の自由」の何たるかも知らない。
これが自民党なのである。
あまりにも恥ずかしい。
豊中市もしっかりしてほしい。
尚、詳細は木村市議の下記のブログ記事をご覧頂きたい。
http://blogs.yahoo.co.jp/toyonaka_kimura/35809254.html
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