明日若(あすわか)の活躍!
2016年 03月 02日
そこで発表された小谷成美弁護士の報告に感銘を受ける。
あすわか、とは、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の略称であり、
2012年4月に自民党が発表した憲法「改正」に衝撃を受けた若手法律家の集まりである。
確かに自民党「改正」草案はひどい。
あすわか、は言う。
<この憲法改正案が、民主主義国家であれば当然に保障されると考えられてきたものや、戦後70年近くにわたって日本に当たり前に存在したものを、大きく変えようとするものだったからです。
たとえば、「すべて人間は生まれながら自由・平等で、幸福を追求する権利をもつ」という考え方を否定して、国が私たちの権利を容易に制限できること。
たとえば、「国家権力を縛る憲法」から「国家が人を縛る憲法」へと変貌していること。
たとえば、戦力の放棄をやめ、強大な権限をもつ「国防軍」の創設を宣言し、他国の戦争に参加できる態勢を整えること。
たとえば、「緊急事態」には、内閣が私たちの人権を大幅に制限できること>
(以上、あすわかHPより)
あすわかメンバーである小谷さんは、この設立の趣旨を話し、併せてその活動を話す。
これが素晴らしい。
集会を開いて人を集めるのではなく、みずから、少人数の集まりに出張するという。
名付けて<憲法カフェ>
すでに60回以上出張してきたが、それは、小谷さんの話を聞いた人が
さらに同じような企画をして頂くからと言う。
本業を抱えながら、60回の出張講演は大変なことである。
しかし、こういう小さなことの積み重ねが重要である。
小谷さんの話を聞いて思ったのですが
まあ、小谷さんのような、ほんわかした話し方がいいのでしょうね。
ブラックジョークを織り交ぜ、ときに過激に話す、私のスタイルとは違いますので
是非、小谷成美弁護士に、憲法カフェのオファーをして下さい。
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