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by kazuo_okawa

数字に興味を持たせるために~電卓で遊ぶ方法

ニュースによれば、藤沢市の市立小学校で、教諭が算数の授業の際に「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと皆殺し(37564)になる」とする語呂を読み上げて電卓の使い方を教えていた、という。
市教委は「不適切な指導方法だった」とし、保護者説明会を開いて謝罪し、本人自身も「数字に興味を持ってもらうためだった。反省している」と話したという。

ニュースに接したとき、語呂合わせとしては「ほほう」という感じで、私は面白く感じたものである。
歴史の年号や化学の周期表などを覚えるときに語呂合わせで覚えることがあるが、その語呂合わせは衝撃的なものほどインパクトがあり、記憶に残る。
実際私は、日常生活に全く関係ないのに、受験時代から何十年経っても未だに幾つかは覚えている…。

とはいえ、本件では、「数字」を覚えさせる授業ではない。
語呂合わせとしては面白くても、「嫌な奴は皆殺しせよ、というメッセージではない」と理解出来る年代でなければ不適切といわれるかもしれない。
(とはいえ保護者説明会まで開くというのはいささかオーバーな気がするが…)

そこで、思い出したのが、「数字に興味を持たせるための電卓で遊ぶ方法」である。

カシオの格安電卓が出回った1970年代によくこの種の本が出回った。
パズル本やマジック本にもよく出ていたものである。

その中で、色々なところで紹介されていた、あまりにも有名なのが次の電卓遊びである。

電卓を用意して下さい。
「12345679」と打ち込んで下さい。
次に、(1から9までの中で)あなたが自由に覚えた数字(例えば、覚えた数字が7なら、その7を)先の8桁の数字に乗じて(かけて)下さい。
その結果に、さらに9を乗じて(かけて)下さい。
…、あっと驚くことに、そこには7ばかり並ぶ!
(6を選んでいたら、6ばかり並ぶ)

このような電卓遊びはそれこそ幾つもある。

数字に興味を持たせるならば、例えば、次のような「数字」もある。

「220」という数字の約数(電卓で順に割っていけばすぐに分かる)を、220を除いて(これまた電卓で)足してください。
「1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110」
284になります。

今度は、同じように、この284の約数を284を除いて足します。
「1+2+4+71+142」
何と220になって元に戻ります。

この220と284の組み合わせは友愛数と呼ばれている。

作家小川洋子はこういった「数字」に魅せられてヒット作「博士の愛した数式」を世に発表したのである。


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by kazuo_okawa | 2015-11-21 19:35 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)