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by kazuo_okawa

臨時国会召集せず~安倍首相に騙されてはいけない

ニュースによれば、政府・与党は、例年秋に召集する臨時国会の年内の召集を見送る方針を固めた、という。
安保法制について、丁寧に説明するという方針は一体どこへいったのか。
あきれるばかりである。

あのインチキででたらめな安保法が成立したとき、安倍首相はどう言ったか。

安全保障関連法が成立したあとの、2015年9月25日のNHKのニュースによれば、安倍総理大臣は、同日、通常国会が事実上閉会したことを受けて記者会見し、安全保障関連法 について、「地域の平和と安定を確固たるものとするもので、多くの国々から支持されている」と述べ、引き続き、「国民に丁寧に説明していく」との考えを示した、という。

アベチャンネルとも呼ばれるNHKのニュースであるから、このように言ったことは間違いないのだろう。

しかし、安倍首相の国民に対する、その後の引き続き「丁寧な説明」はありますか。
全くない。
そもそも先の国会での説明自体が、全く「丁寧」ではない。
ましてや、法案が成立したあと「説明」自体がない。
安倍首相の発言は「新3本の矢」や「アベノミクス」と称してまたしても経済を全面に押し出したり、「一億総活躍」など、目くらましだらけであり、どこにも安保法の話はない。
経済の話など目くらましをしておけば、国民はそれに惹きつけられ忘れるだろうと見ている。
そして臨時国会を召集しない。
全く国民を舐めた話である。

安倍首相は、明らかに、安保法の話題から目を背けようとしている。
こんな安倍首相に騙されてはいけないのは、当然であるが、クーデターを完成させないためにも、安保法廃止の声を上げ続けなければならない。

【10月21日追記】
ニュースのよれば、野党は憲法53条を使って臨時国会を求めるという。
それに対し、菅官房長官はあくまで否定的なコメントを出している。
憲法の条文は「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」
となっている。もしも、四分の一の要求が実現しても、それを拒否するのであれば、
憲法無視のまさに独裁国家である。
by kazuo_okawa | 2015-10-18 20:15 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)