国民をなめているテレビ出演
2015年 08月 14日
国民を舐めた話である。
本来は国会でまともに議論すべきである。
しかし彼は国会では下品にも「早く質問しろ」とヤジを飛ばしたり、或いは、野党の質問に「ご意見の範囲内です」と交わして、まともに答えていない。
「存立危機事態」についても「新3要件」についても、突き詰められれば「総合考慮する」と述べるだけである。
これは答えているようで、実際には何も答えていないに等しい。
とにかく、国会は時間さえ経過すればいい、という態度であり、これは即ち、国会を軽視し、国民を舐めている。
その一方で、自分にとって都合のいいメディアには、愛想良く出てくる。
これは何なんですか。
フジテレビ系(関テレ系)に出て、お隣のアメリカの「離れ」が燃えているとか何とか、変なたとえ話を出したことは記憶に新しいが、同じように、本日,NHKに出ている。
これがいかに不公平であるかは明らかであろう。
国会のように、反対の立場の議員がおらず、安倍首相の「いい放し」であるということである。
しかも、その反対議員の役割をすべきマスコミが、何ら突っ込みをいれず、安倍首相のいい放しである。
本日も、例によって、「砂川事件」最高裁判決を挙げていた。
これほど人を舐めた話はないだろう。
「砂川事件」最高裁判決は、在留米軍の違憲性が問われたもので、そこには何ら集団的自衛権が問われていない。
このことは、本日現在では明らかになっている。
にもかかわらず、旧態依然の古くさい理屈である。
テレビを見ているものにはわからないと開き直っているに違いない。
本当に情けない。
こんなインチキ安倍首相に騙されてはいけない。