豊島将之七段にインタビュー
2014年 04月 02日
将棋の豊島将之七段にインタビューした。
「月刊大阪弁護士会」とは、大阪弁護士会の月刊誌であり
とかく全体的に堅くなりがちな会報を読みやすくするために
「オピニオン・スライス」と題して、各界の著名人にインタビューをしている。
そして、その分野での活躍ぶりなどをお話し頂くとともに
弁護士・弁護士会についてコメント頂くというスタイルであり、
結構、好評の連載コーナーなのである。
豊島七段は、知る人ぞ知る、棋界若手のホープであり、つい先日の将棋電王戦(棋士対コンピュータソフト)でも、人間(棋士)側連敗の後、見事にYSSに完勝した。
インタビューはこの電王戦の話から、将棋観、ライバル、最強の棋士論から
趣味や「3月のライオン」まで、広範囲に話を伺った。
紙面の制約上、どこまで掲載できるか分からないが、このインタビューは、
活字媒体「月刊大阪弁護士会」のみならず、後日、大阪弁護士会のホームページにも
掲載する予定である。
将棋ファンの皆様、是非お楽しみにしてください。
さて、豊島七段にインタビューした感想は、専門誌やテレビから受ける印象そのままに
謙虚で、真面目で、控えめである。
一言で言えば、羽生3冠(紛らわしいがここではフィギュアの方ですよ)のような
草食系好青年です。
無論、将棋は抜群に強い。
「今期の目標」を訪ねたとき、A級昇級とタイトル奪取とはっきりと宣言した。
是非とも実現してほしい。
また、インタビュー終了後
「今日の様子を私のブログに書いて宜しいですか」と尋ねたときに
豊島七段は、すぐさま「ええ、将棋を広めてください」と答えた。
さりげない言葉であるが、そこには将棋界を背負っているという自負を感じる。
そのやりとりを思い出しながら、私は今、このブログを書いている。
【2014年7月4日・追記】
上記インタビューが、本日、大阪弁護士会のホームページにアップされました。