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by kazuo_okawa
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2014年元旦の社説

2014年元旦の
朝・毎・読・日・産の五大紙の社説を読む。

朝日は、「政治と市民」「賑やかな民主主義に」の見出しのもとに
議会と選挙以外に市民が政治に働きかける手段の必要性を説く。

毎日は、「民主主義という木」「枝葉を豊かに茂らそう」の見出しのもとに
民主主義を「木」に例え、選挙と議会の多数決という「幹」だけでは
いつしか倒れるとして「自由と寛容」のもと、豊かな枝葉の必要性を説く。

読売は、「日本浮上へ総力を結集せよ」「『経済』と『中国』に万全の備えを」との
見出しのもとに、経済においては、安倍首相の指導力のもとに「三本の矢」の推進、その為の安価な電力供給のために「原発再稼働」をうたい、政治においては、中国との尖閣衝突を避けるために、中国軍との連絡メカニズムは必要だが、首相靖国参拝を対話拒否の口実に使われてはならない、という。そして中国牽制のためにも、日米同盟の深化が必要と説く。

日経は、「飛躍の条件 伸ばす」「変わる世界に長期の国家戦略を」との
見出しのもとに、アベノミクス三本の矢の方向性は間違っていない。
成長戦略を阻んでいるのが、反規制改革、反負担分配、反変革の
「三本の釘」だという。そして、福沢諭吉の言葉を引いて
「進取の勇気」を取り戻せと説く。

産経は、「年の初めに」「国守り抜く決意と能力を」との
見出しのもとに、融和主義がナチス台頭を許したという
ジョン・F・ケネディに学べとして、今は「力」が必要という。
そして特定秘密保護法の騒ぎと靖国参拝の批判の異様さを批判し
産経の「改憲草案」前文の言葉を紹介している。

「朝・毎」対「読・日・産」という感じである。

読売と産経の見出しが実に勇ましい。
日経は、「日本株式会社の社内報」と言われる経済新聞らしく
経済中心に成長戦略を説き
産経は政治中心に対中国戦略に「力」の必要性を説く。
読売は、あたかもこの二紙を合わせたかのようである。

もっとも、読売は、経済において成長戦略をとき
政治において日米同盟の深化を説くのは
大体例年の社説の定番である。
それにしても、十分に「深化」しているであろうに
まだ「日米同盟の深化」が必要なのか、と思うが。

朝日と毎日が、いずれも、選挙と議会だけの
「民主主義」に危機感をもっていることが
よく分かる。

朝日は、2人の学者を引用し
毎日は、「木」の例えを使うなど
表現方法は全く異なるが
同じ問題意識である。

産経は、特定秘密保護法の成立時の「騒ぎ」と表現して
反対者への評価をその言葉に表し
不安を煽った一部マスコミを批判しているが
むしろ冷静な議論のやりとりをすべきであったろう。

朝日、毎日の社説に共感を覚える。
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by kazuo_okawa | 2014-01-01 11:11 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)