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by kazuo_okawa
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森内名人のダブル「往復ビンタ」

竜王対名人の頂上対決とも言われた
今期竜王戦は、森内名人が
4勝1敗で渡辺竜王を破る、
名人・竜王の2冠王となった。

森内名人は、文字通りの第一人者となったわけだが
際だったのは、今季竜王戦で
渡辺に対しての恐ろしいまでの強さである。

第1局、第2局は、急戦矢倉で先手・後手とも勝って連勝。
つまり「往復ビンタ」である。

第3局こそ破れたものの、
今度は、第4局、第5局と持久戦矢倉で後手・先手とも勝って連勝。
再び往復ビンタである。

プロの目からは実際は僅差なのかもしれないが
素人目には、森内は渡辺に完膚無きまでに叩きつぶした
という感じがする。

何せ、ダブル「往復ビンタ」ですからね。

一体何があったのかと思う。

ここから先は、私の大胆な推測も入っている。

この竜王戦の最中に、渡辺は「勝負心」という著書を
発行した。
お薦めの作品であり、私のブログにも書いたが、
内容は全編、羽生の強さと羽生への尊敬に満ちあふれている。

しかし、考えてみれば、森内は
羽生とは、小学生以来のライバルで
以後今日まで、今なお、第一線で闘っている
言わば生涯のライバル同士である。

渡辺はその「羽生・森内」の一方にだけ絶賛しているのである。
これは、他方としては全く面白くないのではないだろうか。

現に「勝負心」における、森内名人に関する言及は
草履を掃き間違えたことと、竜王戦の最中に競馬の
有馬記念を見に行ったというエピソードだけであり、
いずれも森内名人に「失礼」したとあやまっている。

つまり将棋観の話ではないのである。
どうなんですかね、これは。

普通なら、すこしばかり気分が悪くなるであろう。

無論、温厚で人間が出来ている森内名人が
実際に気分を悪くしたかどうかは分からない。
むしろ、何らそういう感情はいささかも見せず
全てを盤上に込めて、
そして盤上でその力を見せつけた。

将棋に「運」も「ツキ」も「調子」もない、
というのが渡辺哲学であるが、
今回ばかりは、番外の何かが、森内名人の後押しをしたような気がする。
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by kazuo_okawa | 2013-12-02 00:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)