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by kazuo_okawa

品行方正を強いられる社会

日経ビジネスの「監視社会」記事について先日書いた。

記事自体は大変良い内容であり
皆さんにも一読をお勧めしたい。

隅々まで行き渡る「監視社会」の現状を知ることは
行き過ぎた監視の問題点を論ずる上で
何よりも重要だからである。

しかし、記事の中に「暮らしやすい監視社会」への道として
「品行方正に生きる」とある。

これにはにわかに賛同しがたい。

このように言えば誤解を生むかもしれない。

品行方正に生きることのどこが悪いのか、
下品に生きよ、とでもいうのか、と。

品行方正に生きることは、無論、道徳的は正しい。

しかし、人は時にはハメをはずしたいこともある。
そして、それもこれも含めて、人は人なのである。

それが、監視されているから「品行方正」でなければならない、
というのは、どうなのか。
これほど息苦しく窮屈な社会はないであろう。

品行方正に生きよ、というのは、それ自体は決して誤りではないが
無批判には賛同しがたいのである。

そもそも「品行方正」とは何なのか。
そもそも「品行方正」は誰が判断するのか。

今や定番となった毎週金曜日の官邸前デモ。
その表現方法には、中には「下品」と思われるものあるであろう。

いや、反政府・反権力の意思表示自体が、
政府・権力にとっては「品行方正に欠ける」とも言われかねない。

品行方正に生きよ、という言葉には、
決して無批判に応じてはならないのである。



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by kazuo_okawa | 2013-06-21 00:51 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)